かぎ針編み図 楕円形の編み方 バッグ底等に
こんにちは😊
私は円底や長方形底でバッグを編むことが多かったので楕円形はあまり編んでいなかったです。
最近編んでみて可愛い形のバッグになったので、これからちょこちょこ編んでいこうと思っています。
楕円の増やし方も色々あると思うのですが、基本的には増し目の位置がなるべく均等になるように編んでいけば綺麗な形になっていくと思います。
今回ご紹介する編み方が今のところ、私的には一番綺麗に編める編み方です。
波打ったり、おわんみたいになっていく場合は、糸の太さや材質、編み加減等にもよると思うのですが、増し目の位置や数を調整したり、増し目なしの段をはさんでみたりして、調整しても良いかも知れません。
波打つ時は増し目の数や編み目の太さが本来の広がりより多かったり、太かったりしているのでダブついているのだと思います。
お椀になる時はその逆で、増し目の数や、編み目の太さが、ぴったりの広がりより、少なかったり細かったりしているので丸まっていくのだと思います。
楕円底に限らず、円底や長方形底もそうですが、バッグ底だと少々お椀っぽくなっても、バッグにしてしまえば逆に綺麗な形に見えることもあります。
でも、例えばランチョンマットを編む時などは綺麗に平らになって欲しいですよね。
よくコメント欄で「動画と同じ様に編んでも波打ちます、どうすればよいですか?」等の質問も頂くのですが、こればかりは、使っている毛糸、編む時の力加減での編み目の大きさ等、いろいろ原因があると思いますので、ご自身で編みながら調整していくしかないと思います。
私的には何度もやり直して「もう、嫌だ~」ってなるよりは、作り上げてから、「次はこうしよう」とか、「こんどはこの糸で編もう」とか、いろいろ経験を積んでいると編み目も揃っていきますし、なにより「編むことが楽しい」と思えると思いますのでオススメです😊
下に簡単な編み図ものせておきます。動画を見て編む時の参考にして下さい。
かぎ針
今回は かぎ針8号(5mm)で編んでいます。
糸の太さや引き揃える本数で調整して下さい。
参考までに私が気に入って使っているチューリップのかぎ針。
見た目も可愛くて編みやすいです。
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こちらにも載せています。
編み図
・くさり編み10目で始めて、こま編み、往復編みで楕円形底を11段編んでいます。
編んでいると分かってくるのですが、増やし目には一定の法則があるので、理解してしまえばいくらでも増やせます。
私は略した記号書くこともあるのでその場合はこんな感じです。
数字=こま編みの回数、V=同じところに2目入れる、W=同じところに3目入れる
1段め:1、8、W(同じところに3目)、8、V(同じところに2目) =22目
2段め:V、8、V、V、V、8、V、V =28目
3段め:1、V、V、10、V、V、1、V、10、V =34目
4段め:V、12、V、1、V、1、V、12、V、1、V、1 =40目
5段め:2、V、1、V、14、V、1、V、2、V、14、V =46目
6段め:V、16、V、2、V、2、V、16、V、2、V、2 =52目
7段め:3、V、2、V、18、V、2、V、3、V、18、V =58目
8段め:V、20、V、3、V、3、V、20、V、3、V、3 =64目
9段め:4、V、3、V、22、V、3、V、4、V、22、V =70目
10段め:V、24、V、4、V、4、V、24、V、4、V、4 =76目
こうして数字で並べると4段目以降は規則的に数字が増えていくだけです。
なので目数を調整したい時は最初のくさり目の数で調整して下さい。
くさり目を1目増やすと全体で2目増えます。
例えば、側面で「3目ひと模様の模様編み」がしたい時は、くさり目を11目で始めれば24目、30目、36目・・と3目で割り切れる目数になります。
増やし方の理屈が分かって、お好きな目数で編めるようになると、いろんな大きさでバッグが編めるようになります。